高陽落合道場概要

高陽落合道場概要の沿革

当道場は昭和22年(1947年)故人仁村雅美が戦後、自分が海軍にいた時代(呉海軍工廠)に柔道専門部員として活躍した事を、戦後青少年柔道の普及を通じて地域の発展に寄与したいとの思いから、旧玖村駅(JR玖村駅)現新玖村駅の横の小さな集会所(玖村会館と言っていた)で始め現在に至っている。その後落合小学校(廃校舎後新校舎に替わる)に移り、故仁村先生、村田先生(旧館長)の働きかけにて、現在の口田中学校・高陽高校の格技場を利用出来るようになりました。
 口田中学校格技場に移転するまで柔道の練習は土曜日の1日だけでした。現在は指導者も増え週に3日の練習を行っています。仁村雅美7段は嘉納治五郎翁より直接師事を受けられた緒方南峰9段より師事を受けており、柔道に関しては日本古来の厳しい性格が残る指導であった。
 また、特に勝負においては非常に厳しく、負ける事が嫌いな人でもありました。
受身の練習は自分を鍛えるのに最大の練習方法だといつも厳しく言っておられました。生前、年を取られての練習時でも大人、子供に限らず畳に転ぶのが嫌いな人でもありました。
仁村雅美7段が創設された「落合道場」は平成23年4月より同地区にて運営されていた高陽柔道教室と落合道場が合併し、「高陽落合柔道教室」として運営しておりましたが、令和5年1月4日から、「高陽落合道場」として新たな一歩を進んでおります。
館長には岡平哲司を置き、厳しいならも楽しく、なおかつ「健全育成」を目的とした稽古を行っております。

高陽落合道場の精神

たゆまない鍛錬にて敢闘精神を高め、各々の可能性をもとめる。

高陽落合道場の神訓

1.地域活動の活性化
  地域社会の活動に積極参加、また他団体との交流
2.国際交流事業へ参加
  国際感覚を養う為

指導方針

(1)礼法の徹底
◎初めと終りのあいさつを正しくする。

(2)力強い柔道を目差す。基本運動の徹底により
◎スピードある動き
◎筋力強化し組手に負けない
◎粘りある動き

(3)精神的な強さを作る
◎声を出して気合を入れる。
◎自分が強いと信じる(声を出して念じる)

(4)協調性を養う
◎全員で励ましあう事
◎全員一体でやる気持ち
◎年下、弱い人へのいたわり、思いやる心